ワインはAIでも選べるのかな?
しばらく前に、インド人を連れて良さげなイタリアン行ってきたんです!
あの味が忘れられなくて、行ってきましたよ、接待ではなく、女子会で!
同行した女性が
ワインを飲みたいけど、種類が多すぎてなにがいいかわからない
と言い出しました。
そのレストランはウェイターさんがソムリエ資格をもっているので、
相談したらいいじゃん?
と言うことでウェイターさんに聞くことにしました。
ソムリエと言うと、超偏見ではありますが、
・知識いっぱい
・詩的な表現
と思いがちです。たぶん、漫画やドラマの影響です。
ですが、そのソムリエさんは、
・甘いのと辛いのはどっちが好み?
・すっきりしているのがいい?
・軽めはどう?
と飲み手の気分や好みを感覚的に簡潔に聞いてくれるのです。
多分、すでに注文してある料理との兼ね合いも考えているのだろうと思います。
・リッチな
・エレガントな
・〇〇に似た香りが
・ブドウの生産地が◇◇で、ミネラルが豊富で…
と言われても、素人が聞いても
・正直わからない
・べつに好みじゃないかも?
になってしまいかねません。
知識や表現力があるのはいいけど、飲み手に伝わらないと意味ないですし、聞いた女性も、
ワインの知識はゼロだけど、おいしいワインが飲みたい
というレベルでしたからね。
その彼女が出されたワインを一口飲んで、
めっちゃおいしい、好み
と唸っていたので、ワインの味・風味・特徴を感覚的にとらえるのも技術と知識と経験だし、
AIには代替できないよなぁ…
としみじみ思ってしまいました。
ある程度の味や香り、好みのデータ化はできると思いますが、
最終的な感覚はなかなか難しいのでは?
と考えます。
ていうか、このお店は飲み放題メニューもあるけど、料理はコースでも
ワインは料理にあわせて別注文で、1杯1杯をじっくり味わう
のが正解なお店なんだろうな、と思います。


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