国際結婚はキラキラだけじゃない!山あり!谷あり!闇もある!?

ガーナ人イスラム教徒と国際結婚して日本で、多様性と異文化、多様な価値観に揉まれながら生きる非イスラム教徒の日本人妻のブログ

2.まさかの縁結び!?

2.


タイで働いていたころ、タイの従業員からもらった小さな人形のキーホルダーはなんと、


ガーナの国旗と同じ配色


でした。



私が出向で行っていた工場に出稼ぎで来ていた女性からもらったモノで、ムサさんと出会うより以前の話です。


ムサさんは驚いたように続けました。


”じゃあさ、彼女はどうして、ミナミがガーナ人と結婚するってわかったのかな?”


と言うんですよ。
私はニヤッとしてムサさんを茶化しました。


”彼女は預言者かもよ”


「預言者」というとイスラム教徒としては開祖ムハンマドをさすので、特別なのです。



↑↑彼女は預言者かも?いや予言者かな?



彼女は預言者ではないし、未来が見えていて私にガーナ国旗の人形を渡したわけではないでしょう。
そもそもガーナと同じ配色の国はほかにもあります。



ただ、実際私に人形を渡した時には、


よく似た、配色が違う人形


を持っていたのです。
彼女は、


”I, Minami Friends, I love you!”


とつたない英語で言って私にガーナカラーの人形をくれたんですね。
彼女が持っていた人形の配色は覚えていませんが、青が入っていた気がするので、


エチオピアかタンザニアか


の国旗の配色に近い気がします。


↑↑ エチオピアかタンザニアか…

水色と黄色と緑だったことしか覚えてない…



彼女が持って行った人形をもらっていたら、ムサさんと結婚していなかったのかもしれない・・・


というのは結果論にしかすぎませんが、縁と言うのか運命と言うのか。


正直、人形がガーナカラーだと気づいたときに、私は一人「なるほど」と納得してしまいましたが。


当時から言葉は通じなくて、彼女の連絡先はもうなく、元気にしていることを祈るだけだけど、もしまた彼女に会う機会があって、


”あの時もらった人形の配色と同じ国旗のガーナの人と結婚したよ!”


なんて話したら、彼女も驚くかもしれません。


↑↑ ちょっとしたことで実は縁は結ばれてしまうのかも?