国際結婚はキラキラだけじゃない!山あり!谷あり!闇もある!?

ガーナ人イスラム教徒と国際結婚して日本で、多様性と異文化、多様な価値観に揉まれながら生きる非イスラム教徒の日本人妻のブログ

3 アフリカの国々の国旗の色、汎アフリカ色と呼ばれます


 ムサさんと出会うよりも前にガーナの国旗の配色の人形をもらったという話から話を広げます。


アフリカの国々の国旗ではっきりと思い浮かぶもの、イメージがつくものはありますか?



はっきりとは分からなくても、原色の赤や黄色や緑を使った


派手な国旗が多い


というイメージがあるかもしれません。


↑↑ これはガーナの国旗。原色を使った色鮮やかな国旗です。



実際、その通りで、国旗に使われる赤・黄・緑は


汎アフリカ色


と呼ばれていて、多くのアフリカの国々で使われています。
エチオピアで初めて使われました。


ざっと歴史を振り返ると、アフリカ大陸はそのほとんどがヨーロッパ諸国の植民地となっていました。
唯一、


エチオピア


が独立国家として存在していました。
そのエチオピアが1798年に制定したのが、


赤・黄・緑の3色の旗


なのです。


ガーナはその時、イギリスの植民地でした。


奴隷海岸
黄金海岸


などと呼ばれていましたね。
ちなみに、象牙海岸はガーナのお隣コートジボワールで、日本語に訳すとそのまま「象牙海岸」という国名なのはよく知られていることです。
英語ではそのまま、 Ivory Coastと呼ばれますが、ガーナ以外の西アフリカ諸国はフランスの植民地でした。

↑↑ 今では象牙の密猟は問題視されていますが、その当時はどうだったんでしょうか?