19/32 京都人の「いけず」も圧倒するK女史
19/32
さて、着付けも終わり、草履と和装バックも選んで東山へ昼の散歩に行くことにしました。
バスを待っていると、K女史が”フフフ・・・”と笑うのですよ。
どうしたかと見ると、通り過ぎる車の中からたくさんの人がK女史を見て笑顔になったり、手を振ってくれたりするんですよ。
↑↑ 通り過ぎる車からめっちゃ笑顔で手を振ってくれるのです!
京都でも
和服姿の黒人女性は超レア
ということがわかりました!!
今後ガーナからお客さん来た時はレンタル着物体験をさせないと!
それはバスに乗っても、東山で歩いていても同様です。
地元の京都ダンディやマダムが、
「わあ、別嬪さんやわあ」
「京都に来てくれておおきに」
なーんて笑顔で声をかけてくれるんですよ。
京都の人と言うとどうしても「いけず」が思い浮かびます。
でも、私はこのとき思ったんです。
「圧倒的な異文化を背負った人を見ると「いけず」は出ないのだろう」
ということを。
↑↑「ぶぶ漬け」と言われても、「なにそれ?美味しい?試してみたい」って言いそうです 笑
そのくらい、京都の人々に笑顔で接してもらえて、K女史は、
Thank you = おおきに
で覚えて帰りましたからね!
京都の人も和服を着たK女史が「おおきに」なんてお礼を言うと、ますます笑顔になるという、
幸せな優しい世界
が出来上がっていました。
↑↑ 行く先々で声をかけられて、「ガーナから来たの?おおきに」「I love Kyoto,おおきに」という会話をしていました。
和服を着る前にもK女史が気にしていたことがあります。
それは、
”京都で私以外の黒人を見かけないの。肌の黒い人を見かけてもインド人だよね”
ということです。
アフリカ系黒人が京都にもいるんだと思いますが、少なくとも私たちが訪れている間は見かけませんでした。
対して、京都にはヨーロッパ系、北米系の白人は多かったです。
ちなみに、京都のアフリカ出身の有名人といえば、サコ学長ですね!
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。