国際結婚はキラキラだけじゃない!山あり!谷あり!闇もある!?

ガーナ人イスラム教徒と国際結婚して日本で、多様性と異文化、多様な価値観に揉まれながら生きる非イスラム教徒の日本人妻のブログ

30/32 K女史の心はノリタケに鷲掴みされた

30/32
一通りトヨタの話が終わって、K女史はこういいました。


”コーヒーカップのセットが17万円するのよ”


と。



↑↑ コーヒーでも紅茶でも、カップ&ソーサーの値段が17万円!?

これはいかに!!




こう言われたら、みなさん、どう反応しますか?


「うわ!高っ!」
「ぼったくり!」


というのが、第一声でしょうか。


「うわ!高いね~」というのが私の第一声でしたね。


K女史はこう続けました。


”でも、ノリタケ作品に17万円するコーヒーカップセットがあるのも当然なの”


時間つぶしのために薦められたノリタケの森に行ってK女史はトヨタと同様、それ以上の衝撃を受けたんだそうです。



なぜならトヨタと違ってノリタケはあまりアフリカでは知られてないからです。


今、ガーナでノリタケに一番詳しいのはこのK女史かもしれませんねえ。


ノリタケの森クラフトセンターではモノづくりの工程が材料の種類から成型、釉薬、焼成、絵付け、品質管理まで目の前で見られます。


ミュージアムでは歴代のノリタケ作品からテーブルセッティングなどを見られます。





クラフトセンターとミュージアムでK女史の心はすっかり


ノリタケに鷲掴み


されてしまいました。


モノづくりの工程と歴史を知り、お土産店で実際に売られている値段に納得したK女史の言葉が、


”コーヒーカップのセットが17万円するのよ”


であり、


”ノリタケ作品に17万円するコーヒーカップセットがあるのも当然”


なんです。

↑↑鷲掴みよりもハートを矢で射られて貫通しています!