月に祈る
2022年ラマダンが5月1日に終わりました。
ラマダンが終わると大抵集まって、飲んだり食ったりのパーティーになります。
もちろん、ガーナにいたときも家族や親戚が集まってパーティーだったんですが、日本では家族や親せきがいなくてその規模が縮小しました。
なんなら食事も自分で作らなければいけなかったムサさんはことあるごとに私に文句言ってきたんですが、今年はパーティーしました。
どこで?って、
サイゼリヤで
です。
本当に嬉しい、「サイゼリヤ行こう」って言うだけでいいんですから。
ありがとう、サイゼリヤ
急に食べると胃がびっくりしちゃうので、日没後にお茶や果物で軽食を先に済ませてから、向かいました。
↑↑ ムサさんの軽食はお供えの絵と同じだった…
ラマダンが終わった次の日ですから、新月すぎの細い月がきれいだったんです。
二日月というようです。
「ムサさん、見て見て、月がすごいきれいだよ」
と言ったんです。
ムサさんは月に向かって、祝詞を唱えだしました。
祝詞が終わって聞いてみると、
「新月すぎだから、これからの1か月の幸せを神様に祈っていた」
というんですね。
聞いてみると、祈るのは、
新月すぎの月
に向かってのみで、満月やつごもり(新月の前)にはお祈りしないんですって。
二日月に祈っているムサさんは非常に神秘的でした。
写真に撮れたらとてもかっこいいかもしれません・・・
↑↑ 月を背景に祝詞を唱える姿は絵になります


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