国際結婚はキラキラだけじゃない!山あり!谷あり!闇もある!?

ガーナ人イスラム教徒と国際結婚して日本で、多様性と異文化、多様な価値観に揉まれながら生きる非イスラム教徒の日本人妻のブログ

6/35 ムサさんは葬儀にどうかかわる??


ムサさんには祖父が死んだというニュースにショックを受け、悲しんだものの、私が悲しむ様子がないのが非常に気に入らなかったようです。





”ミナミさんは薄情だ!!!”


とさんざん言われました。
ムサさん自身は、非常にショックを受けて


「悲しい」という感情が立ち上がった


一方で、私は驚いたものの、ショックはあまり受けませんでしたね。
ビックリするとそれ以外の感情って出てこなくなるんだな、と思いました。


それに、何度も言うけど、


アル中のクソじじい


ですからね。


そうは言っても、人生で遭遇するイベントで特に、



というものの衝撃は大きいと思います。
良くも悪くも、


今まで存在していた人が存在しなくなる


のですから。
文字通り、


替わりはいない


のです。


しかも、スケジュールが立てられるわけではないので、


突然


おこることですから。


会ったとき、母も妹も祖父の死の前後の話をずっと私にしていてくれたのです。
それこそ、祖父が息を引き取る直前にしていた


父と母の喧嘩の一言一句にいたるまで


鮮明に、感情豊かに、臨場感たっぷりに話してくれるんですよ。
私はその場にいなかったにも関わらず、その時の様子をかけるくらいに状況が分かったんですね。





このずっと話していると言うのは彼女たちなりの感情の調整方法だったんじゃないかと思います。



ずっと同居していたからこそ、いいことも、悪いこともあったわけですから。



さて、ここで問題となってくるのは葬式やその後の法事関係への


ムサさんのかかわり方


です。