25/35 お焼香って戸惑うよね・・・
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法要はいくつかのお経と短い法話であっさりと終わりました。
参列者に年寄りが多かったからかもしれませんし、法話の内容はもしかしたら、
ムサさんへの配慮
があったかもしれません。
いずれにしても、
安らげる場所 = 天国
というのはムサさんにとって非常に納得できる話であったようです。
実際、仏教の考えにある『浄土』いわゆる天国に通ずる考えは、仏教が日本に伝わる前にユダヤ教やキリスト教の影響を受けて生まれたとも言われているそうです。
イスラム教にも『天国』の発想はありますが、仏教の浄土思想に影響を与えたかどうかはイスラム教の発生時期を考えると定かではありません。
平安時代以降に入ってきた仏教には影響を与えているかもしれませんが。
どんなに異なる宗教とは言え、共通する考えがあるということに長い歴史の中で争うこともあれば、お互いに影響を与え合ったことに思いをはせてしまいます。
お寺で一人一人お焼香をするときにムサさんが固まりました。
と言うのは、
実家では線香をあげたのに、お寺では線香じゃない!
というカルチャーショックだったのです。
パッと見、ムサさんの目の前には木を削った山と煙が立っている粉の山しかありませんからね。
指をさしながら、どうやったらいいか教えましたが、ムサさんも戸惑いながらでしたね・・・
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