国際結婚はキラキラだけじゃない!山あり!谷あり!闇もある!?

ガーナ人イスラム教徒と国際結婚して日本で、多様性と異文化、多様な価値観に揉まれながら生きる非イスラム教徒の日本人妻のブログ

コーランで解釈するものではないと思うの・・・

先日ムサさんが、あるニュースを見せてくれました。


それは、東京都のパートナーシップ制度に関する記事だったのです。


https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_62a9207de4b0cdccbe5676bc



「ミナミさん、これで日本は終わりだ・・・これから絶対大きい地震がきて大変なことになるから」


と言うんですよ。



イスラム教では同性愛を禁じています。
聖書にも出てくる「ソドムとゴモラ」の話は同性愛を戒めているとされています。


ムサさんの言葉はイスラム教の考えや教えからすると、


日本でソドムとゴモラのようなことがおこる


と言いたいんだと思います。



聖書やコーランの教えを踏まえての言いたいことの前提があっての言葉だと分かったうえで、


「日本は世界中でも大きい地震が発生する場所だから、被害は受けても日本は終わらない。そして、あなたが死ねばあなたの世界は終わるのだから、あなたがいなくなったあとの世界まであなたが心配することはない」


と言ったんです。





そもそも、このパートナーシップ制度と言うのは、神が戒めたソドムとゴモラのような退廃的快楽に溺れるようなものではないですよね。
制度ができたからと言って、国として同性愛を推進していくものでもないし。



むしろ、その人が家族でいたい人と思う人と家族でいることのできる制度だと思うんですよね。






こういう既存の考えと新しい考えがぶつかるのはしょうがないのかもしれませんが、


多様な人の幸せ


を尊重できる社会の実現はなかなか難しいのかもしれません・・・


ちなみにムサさんは同性愛に関してあーだこーだ私には言いますが、目の前の人が同性愛だった場合に、貶めるような発言はしませんので、悪しからず。