9/21 愚かな行為は現代でも続く?
イスラム教が男尊女卑だと言われる理由の一つ、女性のベールはその目的から言うと、
女性を守るため
だといえると思うのですよ。
とはいえ、現代では、女性たちを嫌がらせから守っていたベールの着用を
公共の場で認めない
という法律がヨーロッパで続々とできているようです。
ベールに限らず、宗教的シンボルを規制する法案のようですが、ムスリマのベールは目立ちますし、イスラム教の悪いイメージとともに
悪いもの
という印象があるのかもしれません。
そもそもベールをかぶる理由が、
愚かな男たちによる嫌がらせから女性を守るものだった
なんて、考えも及ばないでしょうし、法制化するにあたって考慮はされていないでしょう。
イスラム教徒ですら、どれだけの人がベールをかぶる理由を知っているかはわかりません。
中には、強権的な原理主義者の父親からベールを強制されるも、イスラム教に関してあらゆる勉強し、
自由になった
と感じる女性もいるということですから。
こういう女性はベールをかぶる理由も勉強の過程で理解したのだと思います。
ベールを被る、被らない、男尊女卑だ、に関する論議には、
ムスリマの考えや意思
が欠けているとおもいます。
必要な知識や情報を得て、彼女たちが自らの意思で選択し、その意思が尊重されることが必要だとおもいます。
間違っても、人前で脱がそうとする行為は、神様がお言葉を下してしまうような、
愚かしい行為
だと言わざるを得ません。



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