国際結婚はキラキラだけじゃない!山あり!谷あり!闇もある!?

ガーナ人イスラム教徒と国際結婚して日本で、多様性と異文化、多様な価値観に揉まれながら生きる非イスラム教徒の日本人妻のブログ

人間じゃないとできないこと


先日、ちょっとしたお節介をしてきました。


スーパーに行ったら、後ろに小学生2人が並んだんですよ。




小学校2年生くらいかと思います。
小さいお菓子を2つと小銭を手に持って、友達同士でお買い物に来たみたいなんです。
いつもは親と一緒に来るスーパーに友達と二人でお菓子を買いに来るなんて、多分彼女たちにとったら、


ちょっとした背伸びな経験


なんですよね。


そのスーパーはレジ係が商品をスキャンして、支払いだけ機械にまかせるスタイルなんです。
私は買ったものを袋詰めしていると背後から何やら、小学生とお店の人の会話が聞こえてきました。


「あの!これ、お金足りますか!」
「ちょっと待ってね…六十…あれ、足りないね」


小学生2人は「えーどうしよう」なんてショックを受けているのですよ。
小さなお菓子を友達と2人で買いに来たんだから、一つだけ買うなんて彼女たちにはできないですよね。
表示された金額を見れば70円きっかりですから、足りない分をカンパしてきました。


「えー、いいんですか?本当にいいんですか?」
「うわーん、ありがとうございますぅ」


「いいよ。気にしないで。欲しいもの買えたんでしょ?」と何度言っても、それこそ店の外に出てまで、


「ありがとうございますぅ」


と大きな声でお礼を言われました。


たかが10円、されど10円くらいの話ですが、このくらいの通りすがりのお節介はしてもいいかなぁ、なんて思います。
小学生の女の子が友達同士で小銭を握りしめてスーパーに行くなんて、ずっと前からあるだろうに、1円2円足りないときってレジの人が融通を利かせるなんてあったんでしょうか?
人によるかもしれませんけど、機械になったら誤魔化せないものねぇ。
まさか、機械に、


「初めて友達と買い物に来たっぽい小学生には1-2円の融通利かせていい」


なんてプログラム打てないですしねぇ…