国際結婚はキラキラだけじゃない!山あり!谷あり!闇もある!?

ガーナ人イスラム教徒と国際結婚して日本で、多様性と異文化、多様な価値観に揉まれながら生きる非イスラム教徒の日本人妻のブログ

3/3 デノミ?いや、隠し財産!?


ガーナの話題を続けますが、私の記憶ではガーナは過去にも「デフォルトした」となっていました。
調べてみたら、デフォルトではなく、


デノミ(デノミネーション)


でした。





2007年通貨単位の切り下げを行っていました。
旧ガーナ10000セディ → 新ガーナ1セディなので、


10000分の1


切り下げられたんですよね。
デノミネーションの目的としては


インフレにより通貨金額の桁数が大きくなると経済活動に支障がでるので、その解決のため


とのことですね。
確かに、買い物行くごとに


スーツケースに札束詰めていくわけにいかない


わけで、桁数が小さいほうがなにかと便利かもしれません。


とはいえ、ムサさんを見ているとそこまで桁数が小さいからいいわけではなさそうです。
私はムサさんの母語の会話は分からないけど、数字は分かるのですよ。
ムサさんはしょっちゅうお金の話をしているので、


ビリオン、ミリオン


という単位が出てくるわけです。
ある時、喧嘩をしたときに、頭にきてムカついているので、


”しょっちゅうビリオン、ミリオンって言っていて!!!私に隠しているお金があるでしょ!!!それを今すぐ私にみせろ!!!”


と言ったわけですよ。
ムサさんは


”それは昔のガーナのお金の単位!新しい単位は使いにくくて昔の単位を使っているの!!!”


という言い訳が始まりました。





書いていて思いましたけど、「1万分の1」って日本人はすぐ馴染みそうですが、ガーナは英語に準じて


3桁区切りだから大変そう


ですね。
簡単に数字を「1万分の1」にできなければ、そりゃ、昔の単位を使いますかね。


旧1ミリオンガーナセディ→現100ガーナセディ
旧1ビリオンガーナセディ→現100,000ガーナセディ


ですね。
と言うことは、ムサさんが「ビリオン」と言ったときに頭の数字ををちゃんと聞いておけば、もしかしたら、私に内緒にしてる隠し財産が見つかるということかしら・・・???