前回まで前置きが非常に長くなりましたが、実際によく質問を受けることの多い

所得税

住民税

税金と健康保険料の関係

を見ていきましょうかね。

まずは所得税です。

『2020年の1月からある年収以上の人は所得税が多く取られるようになったって知ってますか？』

とこのシリーズの初回に書きました。

税金ってその計算に控除を含むので、その人の条件によって支払額が変わるので一概に言えないので、難しいです。
条件っていうのは以下のようなものですね。

独身
既婚（専業主夫・主婦あり）
既婚共働き（パート）
既婚共働き（フルタイム）
子供の人数年齢
親や兄弟の扶養の有無
住宅ローンの有無
医療費の多寡、などなど

これらの条件が異なると、同じ年収でも支払う税金は変わります。

例にして一番簡単なのは独身や既婚共働き（フルタイム）の人なんですが、この方たちのなかで所得税が高くなる対象になったのは、

年収８５０万円以上

に該当する人たちです。

では、その税金支払い額がそのくらい多くなるのか、というと

月額：数円程度（年収８５０万円）

という微々たる額なんです。
自前のシミュレーション結果です。