五感で感じる涼しさ
五感で涼を感じる、と言うことがあります。
いつものことながら、三井記念美術館に行ってきたんですが、今回のテーマは
五感で感じる日本の美術
というコンセプトだったんです。
様々な日本の芸術を見て、
五感をフル活用
するのですが、その中でも面白かったのが、
滝の絵(カメさんつき)を見ているとなんとなく涼しい気がする
花の絵で、なんとなく花の香りがする気がする
鳥やシカの絵でなんとなく柔らかい感触がする気がする
雪を下駄で踏みしめるサクサクという音がする気がする
という感覚なのですよ。
滝や雨の絵を見ていると
気温が一気に下がって、涼しくなる
という経験がそうさせるのか、本当に、
なんか涼しい気がする
わけですよ。
雪の絵を見ていれば、
なんとなく足先や指先が冷たさでしびれる気がする
のも面白いです。
と言うことは、
夏の暑いときに、「涼しい」と思うものを部屋に貼っておけば、体感温度がぐっとさがるかもしれません。
冬はその逆で「温かい」と感じるものがあればいいのかもしれませんね…
人間の五感って面白いなぁ…
とは言え、涼を感じるもので部屋が一杯ならエアコンを切っても涼しく感じるかは、別問題だけど。
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