14/32 宇宙観と輪廻
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さて、衣笠の道を歩いて龍安寺へ。
龍安寺で有名なのは「石庭」です。
英語で言うと”Rock Garden"です。
↑↑ 石庭です🪨
のんびり思索を巡らすには最適です
禅の精神を表している…
「侘び寂びが・・・」
という説明をしても、どうしても外国人に伝えるのは難しいと思います。
というか、説明したり、通訳する人間に知識がないと相手には伝わらないモノだと思います。
というのは自分の経験から、
自分が理解していることは相手に伝わりやすい
のです!
ということで、こんな説明をしました。
”石庭には15個の石が設置されていて、この庭は宇宙を表している。
でも、どこにいてもすべての石を見ることはできない。
これは、人は世界や宇宙のすべてを見たり、知ることはできないということ
だから、宇宙や世界の真理を人は考え、想像する”
と。
↑↑ 宇宙と宇宙観は違うものかも…?
ちなみに私、分かる範囲、伝えられる範囲で最大限に知恵を絞りました。
この説明がどこまで正しいかはわかりませんが、K女史は唸りました。
”すべてを見ることも知ることもできないってまさしく宇宙の真理、世界の真理だね、仏教ってそういうところまで考えるんだね”
と。
龍安寺は観光客もいましたが、静かで穏やかで「宇宙や世界の真理」を表し、考えるのに適した雰囲気でした。
あと一つ考えたのは
“見方次第、見る人次第、観察する場所次第で世界や宇宙は違う表情をみせる”
ということでしょうか。
これも宇宙や世界の真理でしょうか??
石庭をでると回遊庭園がありました。
のんびりお散歩には最適です。
ぐるっと回ると入口に到着します。
命が生まれ、成長し、老いて、死ぬ、そして、新たな命が生まれる
決して同じ命ではないけれど、あたかも新しい命を得て蘇るような感覚です。
「輪廻」ってこういうことなんでしょうかね
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