外資と組むと仕事が奪われる!?
ガーナの海底油田開発の恩恵で、沿岸の村の人のなかには大規模開発に向けた雇用に向けて、溶接や大型特殊の技術講習を受けていた村人もたくさんいたんですけど、実際には
彼らが雇用されることはなかった
のです。
石油で村が潤って、一攫千金みたいな夢を見ていたんですよ…
↑↑森と畑しかないところに施設を建てるなら、仕事は山のようにありそうだけど…
重機を扱う資格をとっていた人もいたんですけどね
私はムサさんとテレビを見ていて、「なんで?」とおもったんです。
ムサさんは答えを知っていて、「テレビを見てて」と言うんですよ。
沿岸部の大規模開発を行ったのは、ガーナの会社と組んだ中国の会社が大量に連れてきた
中国人労働者
だったんですね。
沿岸の村で開発の特需に預かれた人がいたとしたら、土地の所有者だけかもしれません、TVには出ていませんでしたが。
ムサさんは過去の事ながら、悔しそうに言いました。
「ガーナには技術を持っている人が少ないから、ああいう風に外資と組んでると仕事を取られちゃうんだよ」
と。
そうは言っても、他の国に労働者として渡ってその国の仕事を根こそぎ奪っちゃうのはどうかと思うのですが…
この事例だけ見ても、ムサさんが技術の習得にこだわるわけ、分かりますよね。
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