1/22 「日本人の奥さんがいるのに…」
先日、X(旧ツイッター)を見ていたら、オーバーツーリズムによる被害の話でタイムライン埋め尽くされていました。
京都のとある神社で、外国人観光客が不敬をはたらいた。
ツアーガイドは在日数年の外国人で、日本人女性と結婚している。
ツアーガイドが不敬を注意をした日本人女性に暴言を吐いた。
という話題ですよ。
Xの怖いところはどんどん拡散されて、個人情報までさらされてしまう、ということなんですが、
「日本人の奥さんがいるのに…」
という思いがひしひし伝わって来る…
コメントにあっても、コメントした人を責める気はありません。
「日本人の奥さんがいる」というのは本人が言っているようなので、追跡されてさらされたわけじゃないみたいですが、これに関しては
外国人夫を持つ日本人妻としては考えさせられました!
いや、ほんと…
ていうか、日本語も怖いですよね。
言いたくなるのもわかるけどさぁ…
「日本人の奥さんがいるのに…」のあとに何が続くかというと、
・奥さん、なにも教えてないの?
・奥さん、日本の常識くらい教えなよ
という、「日本人の奥さん」に対して責める言葉が続く可能性があるんですよ。
そして、芸能人の不倫会見みたいに、
なぜか、奥さんが社会に対して謝罪する
みたいなことも起こりえると思うと外国人夫を持つ身としては怖いですね…
その一方で、
・なんで、日本でしていいことと悪いことがわからないんだ?
・日本の神様への知識や尊敬の念はないのか?
という本人を責める言葉もあるでしょう。
で、一番嫌なのは、本人を責めた後に、日本人の奥さんに対して責める言葉が含まれているかもしれないことです。
直接言わなくても、感じ取ってしまうし、受け取ってしまうものです…
日本語の怖いところだな、って思うんですよね。
正直、ムサさんが私の知らないところで日本を侮辱するようなことしてないと良いなぁ、
と外国人夫を持つ妻である私は思うんですよ…


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