本の紹介 台湾を知ると世界が見える
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世界的に見ると、「近隣諸国と仲が悪い」というのは当たり前のことのようだ。
積み重ねた歴史や相手に対する妬みや僻みや優越感などなど、どこの国にでもあって結果として仲が悪いのだろう。
酷く人間ぽいのは、人間が国という単位を作っているからねぇ…
そんな中、日本には仲が悪い相手はもちろんのこと、一般常識から見れば稀有な「親日家」がお隣にいる。
台湾だ。
政治的には、互いに相手に対して事勿れ主義ぽく見えなくもないが、草の根では「相思相愛」感もなきにしもあらず。
日本人にとって身近な外国で、なんとなく情緒的な感情や非日常感をもたらす台湾だが、台湾の親日感には理由がある。
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よく知られるように台湾の発展に日本が大きく貢献したというのは大きい。
文化や考え方などソフトウェアもハードウェアも日本が台湾に持ち込み、台湾の基礎になっている。
その一方で、どうしても外せないのが中国との関係だ。
台湾が中国に飲まれれば、主義陣営的に日本は歴史上初めて南側に敵を抱えることになり、防衛の最前線になる。
しかし、それは台湾から見ても同じで、日本が中国に飲まれれば、台湾は敵陣の中で孤立無援の戦いを強いられることになる。
そう言った意味では日本と台湾は民主主義社会における「一蓮托生」「唯一無二」な存在だ。
戦後の政策で日本人はだいぶ腑抜けた平和主義者になってしまったが、世界が変われば日本も変わらざるを得ないのだ。
「命よりも大切なものがある」と言われると拒否反応を示す人もいるかもしれないけど、その意識は間違いなく日本から輸入されて今台湾にある。
台湾が「親日」なのにはワケがある。
ともに手の取り合える相手が身近にいて、伴侶となり得るかどうかは日本にかかっているんだよ、ほんと!
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