国際結婚はキラキラだけじゃない!山あり!谷あり!闇もある!?

ガーナ人イスラム教徒と国際結婚して日本で、多様性と異文化、多様な価値観に揉まれながら生きる非イスラム教徒の日本人妻のブログ

4. 日本語はネイティブレベルが必要なんですか?

4.
 今、ムサさんは日本に住んでいますから、日本で働いています。
政府関係や企業の出向の身分ではありませんので、自分で探しました。
そこで問題になるのがやはり、『日本語』です。


ムサさんが求人誌で見つけてきた仕事に応募したい旨を連絡すると


「外国人は面接で日本語のレベルを確認します」


と必ず言われました。


企業が要求する日本語レベルを確認すると、


「筆記試験と新聞記事を音読してもらって、内容がどれくらい理解できるか確かめます」


っていうんですよ。



↑↑ つまり日本語が読めないと採用できないってことで…



「それって日本語ネイティブレベルってことですか?」と確認しました。


「弊社の工場では安全表示や作業の手順書はすべて日本語で書いてありますし、日報は日本語ですから、危険やミスを防ぐため当然『その程度』の日本語は必要です」と。


『安全第一』もちろん企業が言いたいことわかります。
わかるけど、


「日本語ネイティブレベル = その程度の日本語」


って言っちゃうのか・・・。


ということは日本人しか採用できないじゃないか、と話していて思いました。



↑↑ 最初は和やかに話していたけど、だんだん腹が立ち、最後は悲しくなりました…