国際結婚はキラキラだけじゃない!山あり!谷あり!闇もある!?

ガーナ人イスラム教徒と国際結婚して日本で、多様性と異文化、多様な価値観に揉まれながら生きる非イスラム教徒の日本人妻のブログ

2/7 金のわらじを履いてでも探せ

我が家は私の方が年上のいわゆる


姉さん女房な夫婦


なのです。
ムサさんの家族や親戚から、執拗なまでに私の年齢を聞かれたことがありますが、ムサさんからは


私の年齢に関してかん口令がしかれた


のです。
ムサさんの社会では、


姉さん女房 = 大人になりきれない赤ん坊な男性


とみなされるようですね。
そうは言ってもすごい年上と結婚した人もいますけどね・・・





とはいえ、姉さん女房を敬遠する風潮はイスラム教にあるようには思えません。
なぜなら、イスラム教の開祖ムハンマドの第一夫人ハディージャは豪商の未亡人とはいえ、年上だからです。
ムサさんの出身地域での風潮だと思います。



一方、日本では


「姉さん女房は金のわらじを履いてでも探せ」


という言葉がありますね。




金のわらじは「きん」ではなく「かね」、GoldではなくMetalのことだそうです。
金のわらじとは「いくら歩いても擦り切れることのない鉄製の草鞋を履いて探し回ることから


得難いもの


のたとえ」で使われ、
年上妻は「気遣いや気配りが上手く、夫を良く立て子供をよく看る


良妻賢母


になる事が多い」と、認識されてきたようです。


改めて意味を知ると自分の身をつまされる思いがありますが、
実際ムハンマドも


ハディージャの支えがあったからこそ


イスラム教を広めることができました。
姉さん女房のハディージャさん、まさしく


金のわらじ


の例えのような方です。




実際は金のわらじ以上の存在と言えます。
割と有名な話ですが、ハディージャの話を次回からします。


ちなみに私の年齢の話は、私が若く見えるため、いつの間にか立ち消えました。