1/5 プラネタリウムに思う
私はプラネタリウムが好きで、よく最寄りののプラネタリウムに出没してます。
先日は事情があり、友人3人とプラネタリウムを見たんですが、思うことがありました。
なぜ、未だに宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」が題材になるのか?
と不思議に思いました。
銀河鉄道の夜(本)
銀河鉄道の夜(Blue Ray)
銀河鉄道の夜(画集)
銀河鉄道の夜というのは私も宮沢賢治作品の中でも好きな話なんですが、いつまでもプラネタリウムのプログラムの題材になるのって、正直すごいな、って思うんです。
上に紹介した本は何度も読んでいて、Blue Rayは子どものころにビデオテープが家に会ってしょっちゅう見ていました。
主人公が猫の姿をしているので、話よりも猫が二足歩行で走ったり鳥の足(といってもお菓子)をつかんでもしゃもしゃ食べたり、リンゴをふわりと分けたりするシーンが非常に印象的でした。
なぜかほかの乗客はすべて猫なのに、タイタニック号の犠牲者らしき3人は人間だったのも不思議でした。
画集はプラネタリウムを書籍化したものなので、欲しくなりますね・・・
物語の舞台は日本のような日本ではない、だけどロシアに近いどこかの国ですよね。
ただ、主人公のジョバンニとカンパネルラはイタリア語みたいですが。
銀河、鉄道、夜という非日常が日本人の感性を刺激するんでしょうかね?
白鳥座から天の川を南に下って、日本では見えない南十字星と石炭袋に到達するのも想像力や欲求を刺激するのかな?と思います。
そして、明確に描かれる生と死が鮮烈な印象になるのかもしれません・・・
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