国際結婚はキラキラだけじゃない!山あり!谷あり!闇もある!?

ガーナ人イスラム教徒と国際結婚して日本で、多様性と異文化、多様な価値観に揉まれながら生きる非イスラム教徒の日本人妻のブログ

11/22 神聖な場所で争いを起こしてはいけないんだ



我が家のムサさんは敬虔なイスラム教徒なので、というか、イスラム教徒だからこそ、


どんな宗教でも祈りの場は神聖であるべき


と考えている節があります…と書くと驚かれるんですよね。


いやいや、そもそも他の宗教も神様もみとめてないやん、イスラム教…
破壊してるの、あの人たちだよね?


ってね。
いやぁ、そうなんですよねぇ…


バーミヤンの仏像壊しましたもんね
世界中に衝撃が走りました…





というので、イスラム教徒全体の話だけでなく、


あくまでもムサさん個人の話


ってことにしておいてください。
他にも同じように考えるイスラム教徒もいると思うんですけどね。
いかんせん、どのくらいいるのか割合がわかりません。


ムサさんが「イスラム教徒の戦争」について言われると必ず言うのが、


神様はね、モスクの周りで戦ってはいけないって言っているんだよ


ということです。(コーラン第二章牝牛の章191節参照)
その理由は、ムサさん曰く、祈る場は


神様につながる神聖な場所であるから


ですよ。
なので、自分たちイスラム教徒が「祈る場所は神聖で大切な場所」と考えているなら、


他の宗教の人にとっても同じはず


とムサさんは考える。
だから、


どんな宗教でも祈りの場は神聖であるべき

神聖な場所で争いを起こしてはいけない


と信じています。




異教徒である自分は神社に立ち入らないし、


侮辱や冒涜する言動は「もっての外」


だと考えているのです。
ムサさんは自分の信念や宗教観に基づいて、


人として常識的・良識的に考えて振舞っている


ということです。