15/22 「そんなもんは今は問題じゃない」とぶった切る
私はムサさんが「差別された!」と騒ぐときは必ず、
事実の聞き取り調査
をすることにしています。
この事実の聞き取り調査をするメリットがありまして、
・話しているうちに相手が冷静になってくる
・相手の話の内容に矛盾が生じてくる
ことです。
デメリットは、話はじめに
僕の辛さを理解してくれない!!
僕を愛してないんだ!!
と泣き叫ばれることですが、「そんなもんは今は問題じゃない」とぶった切っています。
それでもギャンギャン騒ぐ場合は、
私はあなたを愛しているから、貴方が差別された、侮辱されたことの方が大きな問題だ
と言って、話を続けさせます。
そうするとね、ムサさんが思うままに話を始めると、
話に矛盾点がいっぱい出てくる
おもしろいくらい出てくる
のですよ。
その話の矛盾するところも「うんうん」と黙って聞いて、一つずつ確認してくと、
結局、ムサさん自身がそもそも悪いことをした
っていうのがわかってしまうことがあるんです。
そのあとは「そもそも」のところまで遡るように、一つずつ確認するんですよ。
そのころには、
自分が悪いことをしたとムサさん自身もわかっている
ので、話が非常にわかりやすい状態になっています。
この状態になってから、
・貴方の妻として、私になにかして欲しいことあるの?
と聞けば、「差別された!!」と騒いでいたムサさんだって、冷静に的確な判断ができるようになるんですよ。
実際に差別されていたってわかったら、それなりの措置をしますよ、もちろん。
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