本の紹介 デーツの歴史
デーツと言うのは主に中東原産のナツメヤシで、最近では日本でも手に入りやすくなってきました。
スーパーだけでなくコンビニにも売っているし。
ちょっと尖ったところで言えば、
チョコデーツ
という栄養もカロリーも満点なスナックになっていたりする。
おいしいのでお試しあれ。
味は干し柿に似ていると言われるが、私はあんこにも似ていると思うよ。
常備しているデーツは毎年ラマダン前後は入手できなくなるのよねぇ…(輸入品だから)
そんな最近なじみになってきたデーツは、古代中東では「生命の木」と呼ばれる。
一本の木にこぼれるくらいの実がなるのが他の植物が育たない乾燥地帯だ。
そして、生のフルーツとしてはほぼ目にかからないが、なんと木になった状態でドライデーツにまでなるという超不思議植物だ。
しかも、驚くことに不死鳥とも関連付けられるわ、そもそもナツメヤシがどうやって生まれたかもわかっていないとか…
コーランにおいてもナツメヤシの木は珍重されているし、ムハンマドはお気に入りのナツメヤシがあったみたいだし、ラマダン中の断食の終わりには必ずナツメヤシを食べてから食事に入る。
とにかくよくわからないことが多いが、古くから乾燥地帯の人々の命をつないできた植物と言える。
最近では世界中で栽培が試みられているというし、今後も口にする機会がますます増えるかもしれない。
あまりにも栄養価が高いので、貧血気味の妹がデーツを食べて良くなったと言っていた。
もちろん、人にもよるけど、試してみる価値はあるかも。
目安は1日1-2個というから超コスパがいい…


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