国際結婚はキラキラだけじゃない!山あり!谷あり!闇もある!?

ガーナ人イスラム教徒と国際結婚して日本で、多様性と異文化、多様な価値観に揉まれながら生きる非イスラム教徒の日本人妻のブログ

6/14 コロナ禍で日本に来るのがなんで「神の意志」になるのさ


2020年3月、ガーナでもCOVID19の感染が広がっていて、「家にいろキャンペーン」をしていました。
日本みたいに、


自粛の要請


ではないのです。


都市封鎖(ロックダウン)をしていて、用もないのに外出すれば、


逮捕の可能性


もあったんです。


↑↑ 許されたのは生活に必要な買い物や行動だけだったそう、まあ、例外もあったみたいですが…



何年か前に我が家に来たガーナ人K女史は医学生の立場から、SNSで


「家にいろ!」


と呼びかけていました。

しかも、K女史の情報発信は、


武漢からの日本人帰国の第一便


ころという非常に早い時期から始まっていました。


アフリカは感染の確認が遅かった地域で、感染が確認される前はアジア系を見たら、


ハロー、コロナ


と声をかけるような人が出ていました。

アフリカの人々にとったら、


・アジアの奇病

・自分たちには関係ない


そんな感じだったんですよね、感染が見つかるまでは。


↑↑ 「アフリカには関係ない」と多くの人が思っていた時から、K女史はこれらの情報を流して注意喚起していました。



そんな中、ビザ申請中の親戚からよく言われたのが、


私は日本に行きたいのに、日本大使館がちっともビザの申請を受け付けない。
ミナミから電話して、今すぐビザを発行させて


でした。


↑↑ 主張するのは結構だけど、主張とワガママを取り違えてません??



その話を親戚にされてムサさんも私になんのかんの言ってくるわけです。


悪いですけど、私は一般人なんで、


大使館に今すぐビザを発行させる権限なんてありませんから!



当時、日本でも初期の感染者がみつかり、大使館だって、ビザの発行の可否の判断を迷っていると思うんですよ。


そんなとき、状況を見て、取り下げるならまだしも、


ビザをいますぐ発行しろ


と大使館をせっつくのはまったく道理が通らないのですよ。



↑↑ 在ガーナ日本大使館って確か「野口英世通り」にあるんですよ!





「日本に来たい」と騒ぐ親戚にだいぶキツイ口調で警告すると、決まって返ってくるのが


”心配しなくて大丈夫。神様の意志でちゃんと日本に行けるから”


ということばでした。

↑↑ なんで、ここで神の意志が出てくるのさ?関係なくない??