８．

健康診断の結果、ムサさんの肝機能の検査項目に大抵悪い評価がついています。
近くの病院に健康診断の結果を持って行って、再検査をしてもらうのですが、

「自分は悪い病気じゃないか」

と心配でどん底まで落ち込んだムサさんの口から、

とんでもない言葉

が飛び出すのですよ。

看護士さんと健康診断の結果をもって、あらかじめ話しました。
気になるところは、と言われれば、

悪い評価のついている肝機能の項目

なんです。

↑↑肝臓が元気がない？

お酒は一滴も飲んだことありません！

看護士さんの私の頭の上から、ぼそぼそとムサさんが何かを言っているのが聞こえました。

ヘパタイティスB

と言っているんですよ。
私も看護士さんも何事かと思って聞き返しても、

チェックが必要だ

としか言わないので私がムサさんに何を言いたいのかを確認することにしました。
その間に看護士さんはナースステーションにもどって段取りをつけてくださいました。

看護士さんが私たちのもとに戻ってきたときに、私が看護士さんに告げた内容が、

「B型肝炎が心配でチェックしてほしい、そうです」

だったときは、看護士さんも他の看護士さんに相談するなどちょっとした騒ぎになりました。

↑↑B型肝炎だと聞いた時の看護師さんはこんな表情。

調べてみたら騒ぎになるのも納得！？

B型肝炎をHepatitis B

ということを初めて知りましたし、検査したいというとちょっとした騒ぎになるような病気だということもそのとき初めて知りました。