6.今でも「なに急に喧嘩売ってんだ!?」はあります
6.
ムサさんが日本で経験した仕事は、本人がやりたかった仕事なんです。
やりたかった仕事とはいえ大変だとムサさんは言います。
特に建築現場がメインですからね!
↑↑建築現場で黒人を見かけたらムサさんかも!?
気温や天気に左右される外仕事、しかも、日本語しか使えないからわからないことも多いのです。
ブロークンジャパニーズで一生懸命伝えて理解しようとするムサさんとそんなムサさんを理解しようとしてくれる同じ現場に入っている皆さんの話を聞くと、
コミュニケーションに本当に必要なのは伝えよう、理解しようという熱意と思いやり
だということが分かります。
↑↑ 周囲の気遣いで今も仕事ができています!
こういう環境のおかげか、現場で出会う人たちのの口癖をよく真似します。
自分を「オレ」と呼ぶこともあります。
口癖を真似るってことは、それだけ日本語がムサさんにとって身近な言語になりつつある
ということだと思います。
まあね、そうは言っても、
「はあ!?急に喧嘩でも売ったんか?あぁ?」
って言いたくなるような言葉もあります。
その筆頭格は、
「お前」
って言葉なんですよ。
初めは英語の”You”の代わりで使っていたんですが、最近は、「あなた」との違いもついてきたのか、意図的に使ったりします。
だからこそ、余計イラッとするんですけどね。
↑↑ 意図的に使っているというのがわかるとね、イライラするもんです!
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