国際結婚はキラキラだけじゃない!山あり!谷あり!闇もある!?

ガーナ人イスラム教徒と国際結婚して日本で、多様性と異文化、多様な価値観に揉まれながら生きる非イスラム教徒の日本人妻のブログ

その装いは誰のため?

外にいるときは、アバヤかニカブの姿でいるナダのそのベールの下は、


美しい髪の毛とかわいいドレス姿


です。



それを知ったサトコはダに


「キレイな髪なのに布で隠すのもったいないなあ」


と言うのですよ。
ナダの答えを想像するに、


・着たくないけど、そういう決まりなのよね
・イスラム教徒になんて生まれなきゃよかった!


なんて言うと思うかもしれません。
それはそれで、面白い漫画になると思いますけどね。


イスラム女性のまとうベールは


イスラム女性の人権が弾圧されている証拠


と思っている人だっていますからね。



さて、当のナダの答えはというと


キレイだから隠すのよ
隠れているからこそ手入れは念入りにね


というのです。
まとうベールがどのようなものであっても、それに対する批判はないし、隠れて外に見せないからこそ、


美しく装う


のですよ。
それこそ、その服装は何よりも、


自分のため


なんですよね。
たとえベールで覆ってもイイものを着ていると


後光がさす


とナダはいいます。
ずぼら女子代表の私としてはドキッとする一言です。
きっと、


背筋がすっと伸びるそんな雰囲気


をベールで隠していても感じ取るのでしょう。



↑↑ 隠しているからこそ、その中は背筋も伸ばしてより美しく…


ナダをはじめとするイスラム女子の美しい髪とかわいいドレスが披露されるのは女子会のみなのです。