国際結婚はキラキラだけじゃない!山あり!谷あり!闇もある!?

ガーナ人イスラム教徒と国際結婚して日本で、多様性と異文化、多様な価値観に揉まれながら生きる非イスラム教徒の日本人妻のブログ

16/35 死を悼むに宗教も国も関係ない

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ムサさんにとって、法要と帰省の折に線香をあげるのでは、


意味が全く違う


と私は思うんですよ。


かたや帰省ですから、非常にプライベートな場です。
家族しかいない。


日本の風習にわだかまりや葛藤があって、「やっぱり無理だ!!」と言ったってたぶん誰も責めません。


一方で法要は最悪お寺さんにも迷惑がかかってしまいますからね・・・
大体において、


違う宗教の儀式に参加していいのかよ!!


って思うんですよ!!
今までのムサさんの言動を見ていると!



”ムサさん、親戚を連れてきたい、それが礼儀と考えているのもわかるけど、仏教の寺に行って、仏教の儀式に参加することはいいの?”


って聞いたんです。
たぶん、分かっていないから。
それに対するムサさんの答えは驚いたことに


「だって、それがマナーでしょ?」


って。
そもそも帰省の線香ですら私もムサさんもそれなりに


気に病んでいた


んですよ。
にもかかわらず、一つクリアできたら、ムサさんの中で


なにかが突き抜けてしまった


としか思えません。



↑↑何かを突き抜けました…




思うに、異なる宗教的な儀式といえど不快感みたいなのがなかったんじゃないかと思います。


むしろ、仏教だろうがイスラム教だろうが、ガーナだろうが日本であろうが、人が亡くなったことに


死を悼むその気持ちは変わらない


ことだと思ったのでしょう。



↑↑死を悼むことに宗教の差はないのですよ…