国際結婚はキラキラだけじゃない!山あり!谷あり!闇もある!?

ガーナ人イスラム教徒と国際結婚して日本で、多様性と異文化、多様な価値観に揉まれながら生きる非イスラム教徒の日本人妻のブログ

32/35 老いと死の学び

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私の祖父は父方も母方もいなくなってしまったわけですが、納骨やら四十九日やらは実は私にも初体験だったことが多かったんです。
自分の経験を通して


そうなんだ!


と言うことよりも、全くの異文化を体験するムサさんを通してでの体験になりました。


そのため、なんというか葬式や法要も自分事と言うより他人事な感覚です。
自分にとっても、


異文化体験


をしたような気分です。



↑↑ 異文化体験プラス価値観が書き変わるそんな感じでした!



それに比べて、祖父が「息をしてない!」というときから通報、死亡宣告、通夜、葬式、四十九日の法要を一貫してみていた妹は


「あと、祖母さんとお父さんとお母さんがいるから・・・」


と言い、上の世代全員の葬儀をだすつもりでいるので、


人としてのレベルアップ


をしているような気がします。
家から出て、家の雑事に全くかかわっていなかった身としては、頼もしい限りです。




さて、祖父の死を通して異文化を経験するムサさんの姿を見て色々考えました。
ほんとに何度も言うけど、


アル中
モラハラ
DV
男尊女卑
人種差別
ドケチ


という属性の祖父だったけど、上の世代が無意識のうちに見せてくれる


老いと死


は下の世代にどれだけ強烈な学びをもたらすのかを感じました。
それこそ、


文化や宗教が異なっていることを強調するものの、それらを超越する学び


なんだと思います。