国際結婚はキラキラだけじゃない!山あり!谷あり!闇もある!?

ガーナ人イスラム教徒と国際結婚して日本で、多様性と異文化、多様な価値観に揉まれながら生きる非イスラム教徒の日本人妻のブログ

35/35 ほんの紹介!

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死を考えるシリーズはこれで終わりにします。
参考文献の紹介をします。



・葬送の仕事師たち https://amzn.to/3PdDjoB




普段日の目を見ない、お葬式にかかわる仕事師のルポです。
冒頭の葬儀の専門学校の話は体中が鳥肌が立ちます。
葬儀を執り行うセレモニーホール以外にも、死者に防腐処理を行う職人さん、火葬場のお話、そして、遺体を修復するお話と死にまつわる話をこんなに聞くこともありません。
災害や事故で亡くなってしまうと遺体の状況は格段に悪いため、親族だけで式を執り行うため、親しい友人の式に参列できず、お別れも心の整理もできない人もいるんだそうです。
そういった状況で、ある程度遺体を修復するエンバーミングという技術があることを初めて知りました。


・後悔しない死の迎え方 https://amzn.to/3doDtfv




1000人を看取った看護師による「後悔しない」死の迎え方。
自分が死を迎えるときだけでなく、上の世代がどのように死を迎えてほしいかを考えるにも良いかもしれません。
「延命治療」一つとっても、病院と患者家族での認識を狭めておくことは必要です。
ドケチな祖父は病院は「金がかかるから」という理由で嫌がり、自宅で枯れるように亡くなったのですが、本書によると祖父の選択も祖父の意志を尊重した家族の判断も正解と言えるのかもしれません。
字も大きく、平易で読みやすいので、父と母、そして妹にも読んでもらおうと思います。



・晴れたら空に骨まいて https://amzn.to/3BYjdM9




散骨にまつわるエッセイ集です。
散骨に関してはあいまいな規定しかないそうです。
骨壺に入れて納骨堂に入れられるのと、散骨とどちらかを選べと言われたら私は「散骨」を選びます。
ただ私は日本で死ぬにしろガーナで死ぬにしろ、ムサさんより先に死んだら土葬でしょうから、散骨は夢のまた夢かもしれません。
どこに散骨してもらうかを考えるとワクワクします。