3/3 国内の移動も厳しく管理されているのですよ
どうやらほとんどの植物は日本への輸入、持ち込みができないと言うことのようですが、お土産で持ち出し可能な果物類もあります。
メルマガで配信したときはタイへのりんごは
輸出検査を受けて合格すれば持ち出し可能
でした。
再度状況を確認すると、
二国間合意に基づく特別な検疫条件を満たしたもののみ輸出可能
となっています。
全ての果物類が持ち出し不可ではなく、受け入れ国によって、「検査せず」に持ち出し可能や「検査に合格」して持ち出し可能に分かれています。
たとえば、りんごは
香港、シンガポール、マレーシアには輸出検査を受けずに持ち出し可能ですが、
インドネシア、ヨーロッパ、ロシアには輸出検査を受けて合格すれば持ち出しが可能です。
とはいえ、細かい付帯条件もたくさんあるのでしょう。
↑↑めんどくさそうに見えて実は守られているってことですよね?
植物検疫は外国から持ち込みだけでなく、国内の移動も厳しいんです。
沖縄、奄美、小笠原諸島からかんきつ類、サツマイモ類が制限されています。
情報が刻々と変わるので、検査を受けるのも許可を取るのも面倒ですけど、植物が治療できない病気になると病気にかかった木を全て切ったり焼却したりしないと病気の広がりをとめられないそうです。
国際的な規制があるとはいえ、一人ひとりの良識に頼らざるを得ないのでしょう。



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