国際結婚はキラキラだけじゃない!山あり!谷あり!闇もある!?

ガーナ人イスラム教徒と国際結婚して日本で、多様性と異文化、多様な価値観に揉まれながら生きる非イスラム教徒の日本人妻のブログ

2/4 ザンジバル革命や難民を知るにはグルナ氏の作品は有効だと思うが、日本語版がまだない

今年のノーベル文学賞の受賞者は


タンザニアのザンジバル出身でイギリス在住のアブドゥルラザク・グルナ氏


です。
ザンジバル出身でイギリス在住と言うと、


クイーンのフレディ・マーキュリー


が思い浮かびます。
お二人の年齢は2年違いの同世代で、


・ザンジバル革命で難民となり、イギリスにわたった


ということです。





不思議なめぐりあわせです。


アフリカにルーツのある文学や難民に関する文学は、手を出しにくいと思うような人でも、


・フレディ・マーキュリーと同世代で
・ザンジバル出身で
・ザンジバル革命でイギリスに難民としてわたり


と聞くだけで、俄然として、グルナ氏の作品に引き付けられるのだと思うのです。


スターになる前のフレディ・マーキュリーの姿がグルナ氏の作品でみえてくるのではないでしょうか?



さて、そのグルナ氏の作品は、


・英語版


でなら、Amazonでも取り扱いがありました。
日本語版はありません。


翻訳が待たれます。


英語版で読むことも考えましたが、ノーベル賞受賞者の作品って、日本語で読んでも、


・文化や習俗等の背景が共有できていない


と理解が難しいものもあります。
なので、


・日本語で読めることは僥倖


と言っても差支えないと思います。



・物理学賞で気象物理学

・文学賞で難民がテーマ


と言うことで、ノーベル賞の受賞の内容を見ると、ノーベル賞審査員が


・何に興味を持っているか

・世界のトレンド


が透けて見えそうですね。