国際結婚はキラキラだけじゃない!山あり!谷あり!闇もある!?

ガーナ人イスラム教徒と国際結婚して日本で、多様性と異文化、多様な価値観に揉まれながら生きる非イスラム教徒の日本人妻のブログ

1/2 日本のウォーターメロン??

季節が少しずつ変わって、エアコンをつけなくても昼間過ごせるようになり、スーパーに並ぶ果物も少しずつ変わってきましたね。


我が家は毎年ゴールデンウィーク明けからからお盆明けまで約3か月、スイカに冷蔵庫を占拠されます。
スイカは主にムサさんの消費用です。





先日、ムサさんがこんなことを言い出しました。


「日本のウォーターメロンはなに?」


と。
ウォーターメロンはスイカだって知っているはずなのに、何を言っているのかと。


「リンゴみたいな、リンゴくらいの大きさで、赤くないけど、ジューシーだから、ウォーターメロン???」


ともう謎かけのようです。


「これ、これ!!」


と手に持っているのをみれば、それは『梨』なんですよ。





リンゴみたい
リンゴくらいの大きさ、
赤くない
ジューシー


といった表現あたりは「梨」と分かります。
分かるのに、なぜか、最後に、


ウォーターメロン


という表現になるのか、理解ができません。


多分ですが、梨の水分の多さ、ジューシーさがムサさんの頭の中のフォルダで検索すると


ウォーターメロン


が出てくるんでしょうね。


ムサさんとしては梨の皮をむいて食べると言うことはどうしても苦手?というかメンドクサイようで、私がむいているそばから取っていっちゃうんですよ。
スイカは放っておいても自分で切るのに・・・

8/8 私たちはホモ・サピエンス・サピエンスだから

自分にとって都合の悪いことが起こって、悪い感情や感覚が沸き起こったときにその原因を


国籍
言語
宗教
考え方
肌の色
等々


自分と異なるものに求めるということはあり得ることだと思います。
同時にはナンセンスでもあるのですが。


だって、自分と同じ人間はいないことですし!


自分と同じ人間はいないということで、


所属するグループが同じかどうか


ということで仲良くする相手を見定める人たちもいますね。


とはいえ、あらゆるものがどんなに異なろうとも


私たち人類はホモ・サピエンス・サピエンスという種


に属するのです。





他の動物とは違ってさらなる亜種は存在しないのですよ。
ちなみに二個目のサピエンスは亜種を表し、現生人類はすべてここに属するそうです。


例えば、ネアンデルタール人はホモ・サピエンス・ネアンデルターレンシスとも呼ぶようです(諸説あり)


言ってみれば、現生人類のあらゆる違いは


実は些細な事


と言えると思います。
だからと言ってすべての相手に良い感情や感覚を持てないのもある意味当然です。
そのときの対応方法が、


・異文化理解は必ずしも仲良しになること、ではない
・相手に対する理解や理解する努力は必要
・仕事においてはプロフェッショナルに徹する
・相手のプロフェッショナルな部分を認める


という4点に集約できると思うのです。

7/8 原因を自分と異なるものに求めるのはナンセンスだと思うの

『異文化理解は仲良くなることなのか』というテーマですが、なかなか答えが簡単に出るものではありません。


結局仲良くするの?しないの?


と思って混乱する人がいるかもしれない、と思うのです。
私のスタンスとしては、


・異文化理解は必ずしも仲良しになること、ではない
・相手に対する理解や理解する努力は必要
・仕事においてはプロフェッショナルに徹する
・相手のプロフェッショナルな部分を認める


以上、4点です。




つまり、私の考えでは


仲良くする、しないは関係ない


です。
だからと言って、


恋人関係になるように仲良くしろとは言っていませんし、


無視しろ、意地悪しろとも言っていません



仲良くする、しないの二つで考えるということは、


0か100か


のどちらかになってしまうということです。
人間関係はそんなにどちらかに割り切れるモノではないと思います。


一人一人に向き合えば、いろんな感情や感覚が沸き起こるはずです。
それがいいモノであればいいですが、悪いモノだったときにどうやって整理をつけるかでしょう。
相手が、


日本人だろうと外国人だろうと
考え方や言葉や宗教が相容れず共有できる余地があろうとなかろうと


そんなものは関係ないんですよ。
むしろ、悪い感情や感覚が沸き起こったときにその原因を


国籍
言語
宗教
考え方
肌の色
等々


自分と異なるものに求めるのはナンセンスですよ。
だって、自分と同じ人間なんていないんですから!