1/2 映画の紹介 ムクウェゲ 「女性にとって世界最悪の場所」で闘う医師
ムクウェゲ 「女性にとって世界最悪の場所」で闘う医師
コンゴ民主共和国のお医者さん、2018年にノーベル平和賞を受賞したデニ・ムクウェゲ医師のドキュメンタリー映画。
↑↑ アフリカ中央に位置するコンゴ民主共和国共和国
国旗の意味は、水色が平和、赤は国家のために殉じた者の血、黄色は国富、星は国家の輝かしい未来を象徴している。
初めから最後まで涙が止まらない映画である。
マスクは予備を持っていくか、布マスクがいい。
制作は日本のテレビ局のTBS、監督は立山芽衣子氏というオール・ジャパンな映画。
日本の民放テレビ局もこういう作品を作るんだねぇ…
日本とアフリカ中部のコンゴ民主共和国の切っても切れない関係とは、一つはスマホ。
使われる部品の原料がコンゴ民主共和国で採掘される。
これは日本というより世界中が関係を持っている。
↑↑ 寝ても覚めても、老いも若きも、仕事に勉強に遊びも、普段の生活にも欠かせない存在になりました!
もう一つは太平洋戦争中に広島に落とされた原子爆弾に使われたウランはなんと現在のコンゴ民主共和国で採掘されたというのだ!
これぞトレーサビリティ!!
長崎に関しては言及はなかったけど、こちらもコンゴ民主共和国産なのかなぁ?
3日後の投下だから可能性は高いんだろうなぁ…
↑↑ 遠く離れた日本とアフリカの切っても切れないそんな関係
ムクウェゲ医師はそんなコンゴ民主共和国の東部、ルワンダとの国境地域で病院を営むお医者さん、専門は産婦人科。
患者は武装勢力にレイプされ、家族やコミュニティを失った女性、生後6ヶ月の赤ん坊から91歳のおばあちゃんまで。
被害者の中には夫や家族を殺されたり、エイズをうつされたり、武装勢力に連れ去られたり。
武装勢力がレイプする理由は一つは自分達の強さを見せつけること。
一つは女性がコミュニティの中で生きていく上での大きな役割、家事子育て畑仕事を持っていること。
つまり
社会の中で大きな役割を持つ女性をレイプする
↓
コミュニティの分断を図る
↓
コミュニティが団結できず、反乱を起こさない
↓
その鉱山地域を武装勢力が支配する
↓
違法採掘で得た資源を輸出し外貨を得る
という構図。
武装勢力の最終的な目標や目的はなんなのだろうか?
どこかの国からの分離独立というわけでもないだろうし…
↑↑ 武装勢力の目的はなんなんだ!?
で、その違法採掘された資源がスマホやPCに使われている可能性が高いと我々の生活につながってくる。
我々の便利な生活はコンゴ民主共和国の女性の悲劇の上に成り立っていると言えてしまう。
→ 長くなったので、翌日に続く
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