国際結婚はキラキラだけじゃない!山あり!谷あり!闇もある!?

ガーナ人イスラム教徒と国際結婚して日本で、多様性と異文化、多様な価値観に揉まれながら生きる非イスラム教徒の日本人妻のブログ

大蒔絵展 ―漆と金の千年物語に行ってきた!

 秋の話題と言うことで続きまして芸術の秋です。
今回も


三井記念美術館


に行ってまいりました。
今回は


大蒔絵展 ―漆と金の千年物語


です。




行く前はなんとなくイメージで


巻物、屏風


なんかが多いのだろうな、と思っていました。
実際行ってみれば、巻物、屏風もありましたが、どちらかと言えば、


箱類


に施した蒔絵が多かったです。
制作年代を見ると、


平安時代


って普通に書いてあるんですよ。
遺跡でもないのに、


1000年前の制作物


が目の前にあるんですよね。
それから、現代の作家にいたるまでの1000年の歴史に触れられるのですよ。





平安から安土桃山時代まではどちらかといえばシックな感じのものが多く、一部華やかなものもありました。
螺鈿細工は桃山時代が最盛期なくらい美しかったです。
南蛮貿易時代になると、一気に形状も変わります。
江戸時代の徳川のお姫様の道具類はこれまた華やかかつかわいらしいものになったりと


時代の変化


がすさまじいのです。
南蛮貿易時代は、イスラム圏の影響を受けた水差しもあったり、


形状や意匠に注文があったり、職人が海外の人が好む形状や意匠に合わせてものを作り出した


こともあったのでしょうね。
さらに南蛮貿易船が描かれた屏風もありましたが、明らかに白人だけではなかったですね。
肌の色から想像するに、


アフリカ黒人、インド人、東南アジア人


が描かれていました。


1000年の歴史を一気に旅することで脳の入力がオーバーロードになるのですけど、作品の裏にあったであろう歴史や人の生き方、思いを想像すると楽しいです。
 


アフリカ黒人、インド人、東南アジア人


が描かれていました。


1000年の歴史を一気に旅することで脳の入力がオーバーロードになるのですけど、作品の裏にあったであろう歴史や人の生き方、思いを想像すると楽しいです。