国際結婚はキラキラだけじゃない!山あり!谷あり!闇もある!?

ガーナ人イスラム教徒と国際結婚して日本で、多様性と異文化、多様な価値観に揉まれながら生きる非イスラム教徒の日本人妻のブログ

4/7 厩戸皇子(聖徳太子)と同時代の人です

イスラム教の開祖、最後の預言者と言われるムハンマドは、逆玉の輿、年の差婚で


敏腕社長かつお金持ちのハディージャ


と結婚します。


ムハンマド 25歳 ハディージャ 40歳のときです。



さて、この二人には子供ができます。




若くして亡くなってしまう子供もいますが、


2男・4女 (文献によっては3男・4女)


をもうけます。
ハディージャの結婚した年齢を考えて6人産むって、


神のみ業


と正直思いました。
当時は現代と比べて医療水準も低いでしょうしね。
ただでさえ命がけの出産を、今や高齢出産と言われる年齢に6人も出産しているんですから。





少々、説明を入れますと、ムハンマドとハディージャが結婚したのは


6世紀末


です。
6世紀末と言われてもピンとこないかもしれないでしょうが、


厩戸皇子(聖徳太子)


がムハンマドと同世代です。
聖徳太子の生きた飛鳥時代なんて神話の時代の延長にも等しいですよね。




6人の子供たち、二人の息子は成人前に亡くなってしまいます。
娘二人がムハンマド亡き後の3代目・4代目カリフとなる人とそれぞれ結婚します。
4代目カリフを正式な後継者として認めるか否かでイスラム教がスンナ派・シーア派で分かれてしまいます。
スンナ派・シーア派の話はイスラム研究でたくさんの本が出ているのでこのブログでは紹介しませんので、あしからず。


さて、ここまでで、


ムハンマドの妻・ハディージャはお金持ちで子供を産んで、精神的にも経済的にもムハンマドを支えました。


と言われても


私たちと違うのって「お金持ち」ってだけじゃん


と思うかもしれません。
イスラム教と開祖・預言者ムハンマドを影から支えた姉さん女房の話は次回に続けます。