5/7 ハディージャの献身はつづく
イスラム教開祖、預言者ムハンマドの妻、ハディージャについてです。
お金持ち敏腕社長で、精神的にも経済的にもムハンマドを支えました。
特に精神的な面の支えというのは大きいと思われます。
これも割と有名な話ですが、瞑想をしていたムハンマドは天使に、
誦め(よめ)!
と命じられたといいます。
天使を悪魔だと勘違いし、ムハンマドは驚いてハディージャの元に逃げ帰りました。
その後何度も似たような体験をしたためハディージャに泣く泣くその体験を打ち明けました。
このときムハンマドに命じた天使が
ジブリール(ガブリエル)
です。
キリストの生誕を告げた天使ですし、聖書には
神の言葉を伝える天使
とされています。
その名の通り、「誦め(よめ)!」といってコーランも下しています。
ハディージャは困惑して怯える夫を心配し、親戚筋のキリスト教徒に相談するなどして、ムハンマドを
預言者として自覚させた
そうです。
自覚させるまでにもムハンマドの話を聞き、気持ちを落ち着かせ、なだめ、励まし、奮い立たせ、ジブリールの話を聞かせて・・・と年下夫を支える
献身的な姿
が想像できます。
個人的にはメソメソする年下夫に
「いつまでもグズグズ甘えてんじゃないわよ!しっかりしなさい!!」
って言っていてほしいな、なんて思います。
ムハンマドが預言者として自覚した後、ハディージャは
イスラム教の第一の信者
になりました。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。