21/21 宗教も神様もゆっくり変わっていくのでは?
古い時代、宗教って共同体を強く結びつける存在だったんだと思うんです。
そうじゃないと、生きていけなかったんですよ。
物資を得るにも共同体で作って、足りないものは外から買って
戦争になったら、団結して戦って
そんななかで、目の前の人を「信用できるかどうか」の判断基準の一つになったと思うんです。
今の時代、無宗教の人たちも増えていると聞きます。
ということは、古い時代より、
共同体としての結びつきが弱まっている
ということになるのでは?と思います。
ネットの発達で人と密にコミュニケーションしなくてもいいそんな時だってありますよね。
これからの時代、宗教やその教えはどういう存在となるのでしょうか?
シリーズ途中で紹介したギリシャやローマの神々というのはキリスト教にその影を見ることができるのだそうです。
言うても、キリスト教で2000年、イスラム教で1400年ですからね。
人一人と比べたらとてつもない長さですが、人類史や地球、宇宙の歴史と比べたら、
つい最近の出来事
と言っても言い過ぎではないでしょう。
今現在を生きる人にとったら
永遠で絶対的存在
であったとしても、宗教も神様も、もしかしたら、永遠にあり続けるのではなく、人間のありようにあわせてゆっくりと変化して行くのかもしれません。
というわけで、2022年に配信したラマダン中のイスラム教特集は終わりです!


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