20/21 常識的・良識的に生きるのは変わらない
サウジアラビア人の女性ではなく、「イスラム教を棄てる!!」と
家族に伝えた人
がいるのです。
この方はなんと、ムサさんの親族?知り合い家族?の娘さんです。
こういうことを言ったら、嬉々として、
「ムサさんの家族は彼女を死刑にしたんだね!?だからイスラム教は・・・」
ということを言いたい人もいるでしょう。
イスラム教を捨てると言った彼女の言い分は、
”とにかくイスラム教が嫌!私は自分で好きなことをしたい!”
ということらしいです。
家族としては、ショックですよね。
とはいえ、こういったセンシティブな内容を話すことのできる、家族の関係の良さが伺えます。
ムサさんの親族か知り合いの家族ということで、
イスラム教徒に頑としてならない日本人妻を持ったムサさんの話
を娘さんが聞きつけた可能性を考えると、私に責任の一端がないとはいえないのですが・・・
そのムサさんの親族か知り合いの家族は棄教するといった娘をどう扱ったか、ですが、
”わかった、私たちはあなたの決断を受け入れるよ。宗教が違っても家族だということを忘れないように”
と言って、そのまま彼女の決断を尊重し、受け入れたのです。
もちろん一切の罰はありません。
まあ、こういう家族ばかりではないでしょうし、辞めたって言えない人ももちろんいるでしょうし、言ったら殺されそうになったなど様々だと思いますが、
それらの人々が神様の存在を否定する
ってところまではいかないでしょう。
結局は、
その社会(あるいは別の社会)で常識的、良識的に生きる
という姿勢は変わらないはずです。
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