国際結婚はキラキラだけじゃない!山あり!谷あり!闇もある!?

ガーナ人イスラム教徒と国際結婚して日本で、多様性と異文化、多様な価値観に揉まれながら生きる非イスラム教徒の日本人妻のブログ

6/21 女性に声をかけるときはカーテンの後ろから

イスラム女性、ムスリマがベールを被るという理由とされている文言をコーランの中に見られます。


24章 光の章 <メディナ啓示全64節> 31節 を読んでも、なぜそれがベールをかぶることになるのかさっぱりわかりません。
唯一分かるのは


わが身の飾りとなるところを表してはならない


という部分です。だから、ベールをかぶらなきゃいけない、になるのでしょうかね?





では、次の章句ではいかがでしょう?


33章 部族連合の章<メディナ啓示全73節>
53節より
もし、おまえたちが預言者の妻女にものを頼むときはヒジャーブの裏から求めよ。
それが、お前たちや彼女たちの心のためにもっとも清浄なことである。
おまえたちは神の使徒(預言者)を苦しめてはならない。


こちらではベールではなく


ヒジャーブ


という言葉がでてきました。
現代ではヒジャーブというのは、インドネシアやマレーシアのムスリマが被っているベールのことを指します。
頭から肩にかけて被って、顔が見えているタイプのベールです。
コーランが書かれた当時ではどういうものかは実はわかってないんですね。
その証拠にわたしが持っているコーランでは、


カーテン


と訳されています。




女性に声をかけるときは直接ではなく、


カーテンの後ろから


と言っている訳です。
非常に紳士的ですね。