国際結婚はキラキラだけじゃない!山あり!谷あり!闇もある!?

ガーナ人イスラム教徒と国際結婚して日本で、多様性と異文化、多様な価値観に揉まれながら生きる非イスラム教徒の日本人妻のブログ

Aug.6, 2021 若い選手のスポーツマンシップと風の時代

ガーナ出身のボクシング男子フェザー級で銅メダルを獲得したSamuel Takiy選手の影響で、決勝戦も見ました。

金メダルを獲得したアルベルト・バティルガジエフ選手は強かったです!


表彰式も見たのですが、バティルガジエフ選手は強いだけでなく、対戦相手や対戦しなくても同じリングに上がった他の選手への思いやりや仲間意識に溢れた選手なんだと思いました。


カメラマンが写真を撮ろうとしているので、全員で写真を撮ってほしかったのか、自分が立っている台の上に他の選手も上がるように手招きしたり、

↑↑同じ台の上で4人の選手と3種のメダルが並ぶ姿を見たかったです!!



式の後に自分より後にリングを降りるはずの銀メダルのデューク・レガン選手が通りやすいようにロープをあげて先にリングから下ろしたり、

リングから降りた後も先に歩いて行ったタキイ選手やラサロ・アルバレス選手に笑顔で声をかけてコミュニケーションを取っていたり

僭越ながら、人柄も金メダリストに相応しい人なんだろうな、と思いました。


決勝戦で試合の判定が出て、自分のコーチとハグした後、レガン選手とハグした後、レガン選手がバティルガジエフ選手の腕を高々と持ち上げて、その勝利を讃える姿が印象的でした。


他にもスケートボードの選手たちも1人が競技が終わると、成功して終わっても失敗して途中で終わってしまっても、お互い相手を称え合う姿を見かけます。

それこそ次々に駆け寄ってくる姿は、メダルを競うだけの間柄ではないんだな、と思います。


オリンピックは政治、宗教、人種に関する宣伝活動は禁止されていますが、それでもそれぞれの出身国の思惑は入ってくると思うんですよ。

テレビなどはあからさまに金メダルを焚き付けてきて、メダルに手が届かなければ、その選手のことなど忘れてしまったかのような扱いもありますし。


若い選手のスポーツマンシップと周囲の思惑のズレを感じますが、これからそのスポーツを牽引する若い選手には今までのしがらみなんかをヒョイっと乗り越える軽やかさを感じられます。

占星術やスピリチュアル界隈で去年末から言われている『風の時代』を象徴するかのようです。


↑↑ 風の時代、風神様到来で今までのしがらみは吹き飛ばされるかも?


* 今夜の陸上4x100mリレー、ガーナのチームが決勝に残るのは25年ぶりだとか!!!