17/22 日本の価値観に合わせることは困難です
日本という外国に来て、慣れない環境と家族や友達がほとんどいない中、頑張っている外国人夫を見ると多くの日本人妻は、夫が、
・差別された!
・侮辱された!
と聞けば、ショックで、辛くて悲しくて、
可愛そう!
私が守ってあげなきゃ!!
という謎の使命感や庇護欲、母性がふつふつと沸き上がってくるのだと思います。
そんな気持ちやぐちゃぐちゃになって高ぶる感情を抑えて、
・冷静になりましょう
・相手の話を聞きましょう
と私は言いたいです。
外国人夫を持つ日本人妻の気持ちは十分わかった上で、あえて言うけど、
日本人妻のすることは、外国人夫を無条件に愛して可愛がることじゃない
のですよ。
愛しているのはわかっているけど、愛しているからって、なんでもかんでも、
うちのダーリンは悪くない!
というのは違いますよね。
時々、そう言う人いるけど…
夫だろうが、子どもだろうが、ペットだろうが、
愛=可愛がるだけじゃない
ですよね。
ちゃんと色んなことを教えてあげなきゃいけないんです。
その教えなきゃいけないことは、子どもやペットよりも、
外国人夫の方が大変
だと思いますよ。
だって、何十年って他の国の決まった価値観の中で暮らしているんだから。
その価値観は決して日本と同じではないのだから!
世界には色んな価値観があるんですよ。
それこそ、
他人は騙してなんぼ!
って思っている人たちだっているんですよ。
しかも、
他人を騙して、その人たちのモノを奪い取ることが称賛される社会
だってあるんですよ。
そう言う人たちを日本の価値観に合わせることは困難ですよ。
「うちのダーリンはそんなことしない!」
っていう人たちもいるかもしれませんが、そうは言ったって、
凝り固まった大人の価値観を変えるのは困難
なんですよ。
凝り固まった価値観を変えようと思えば、大好きなダーリンの見たくない嫌な面を見ることだってあるんですから。


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