弥勒菩薩はマッチョなイケメン?
バーミヤン渓谷の調査と同時に弥勒菩薩の展示をしていたのですが、バーミヤンの弥勒菩薩は、
マッチョなイケメン揃い
でした。
目を伏せている姿は日本で見る弥勒菩薩と共通していますが、
マッチョなイケメン弥勒菩薩に胸が高鳴る
のですよ。
うーん、タイプだわ、正直…
マッチョなイケメン弥勒菩薩
超絶美人な天女
抜群なスタイルの天女
という仏像や壁画に人間の欲が関係していないはずがない、です!
欲望の産物が目の前にあったら、信仰なんてどこ吹く風じゃないですか!
仏陀が途中太陽神と一体化して、太陽のマークとしてあらわされたらしいですが、人間は
欲望には勝てない
と感じます。
欲望に勝てないから、
偶像崇拝はダメなんだよ!
という話になるのもわかります…
だからと言って、破壊はいかん、破壊は…
であれば、
芸術
美しいもの
心から愛でるもの
に昇華するのが人間としての理性の働かせ方の一つなんですよ、きっと
日本で多く見かける中性的な弥勒菩薩は、
欲を芸術に昇華させた人間のなせるわざ
なのかもしれません。
注意; 弥勒菩薩の写真は図録を撮ったものです。
美術館で撮影はしておりません。
バーミヤンの大仏はもう見られないですが、同じようにもう消滅してしまった
人類の建造物
が他にもあります。
消滅遺産ーもう見られない世界の偉大な建造物
という本がナショナルジオグラフィック社から出ているので興味のある方は是非どうぞ。
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