ある日、先に夕飯を食べてしまった私はテーブルから食器を片付けずにテレビを見ていました。
ムサさんが帰宅してご飯を持ってきて、大きなため息を一つ、

”なんで何日も洗わない靴下を履いているの！？”

突然の文句をいいました。

私の名誉のためにはっきり言います。
靴下を何日も洗わずに履いていることは通常の生活ではありませんから。

↑↑ 選択した靴下履いてますから！！

私は瞬時に何が言いたいかよくわかりました。
”ああ、靴下じゃないから”
”うっそ！絶対に靴下！”

そう言って私の足をつかんでそのまま靴下のにおいをかぎました。

これにはさすがにびっくりしました。
靴下が匂っているわけじゃないと分かったムサさんは怪訝そうな表情でした。
理解できなかったんでしょうねえ。

↑↑足の匂いを嗅がれたのはびっくりしましたが、疑いが晴れてよかった…！！

ムサさんの脳は「何日も洗ってない靴下」のにおいって判断しているのに、原因になっているだろう私の靴下は大して臭っていない。

”自分の靴下じゃない？”

「そんなワケ、ないじゃん」

ま、そうなんでしょうけどね。
ムサさんは時々、効果的に日本語使います。

テーブルに残したままのお皿をムサさんに渡したら、

”くっさ！なにこれ！？洗ってない靴下の匂いがする！”

非常にショックを受けていました。
その匂いの正体は何かというとですね、

納豆

なんです。
ま、正体見たりって感じですかね。

↑↑ 失礼極まりないですが、納豆の匂いは何日も洗っていない靴下の匂いだそうです！！