国際結婚はキラキラだけじゃない!山あり!谷あり!闇もある!?

ガーナ人イスラム教徒と国際結婚して日本で、多様性と異文化、多様な価値観に揉まれながら生きる非イスラム教徒の日本人妻のブログ

9.3人しかいないのに、5言語存在した我が家


アフリカではおよそ2000もの言語があり、ガーナを含む一帯では英語でもなく、フランス語でもなく、西アフリカの6-7割の人に通じる土着の言語があるというのです。


なんだか途方もない話ですが、さらに驚いたのが、


“僕は11言語わかるよ”


とムサさんが言ったことです。



↑↑ なんだよ、11言語わかるって…



こちらも日本人にはピンと来ないし、にわかには信じられないですよね。
そして、一部の人からは


11言語どころか英語だって、ろくに分からないんだ!


という文句が聞こえてきそうです。
最近では母語ですらろくに理解できない人々がいるということも聞きますし、


11言語がわかるって一体どういうことだ?


と思いますよね。


K女史が言ったように、その11言語の多くが


お互いの母語をわかるけど、話すのはちょっと大変


というレベルじゃなかろうかと思うわけです。
日本語と英語のように文法から単語、発音まで全く別の言語というより、


いわゆる方言


に近いものもあるのではないかと思うのです。
一口に方言と言ったって、日本にだって、


・ウチナーグチと呼ばれる沖縄語(島によってさらに言葉が違う場合も!)
・アイヌ語


等々のように別の言語じゃんと言いたくなる言語が存在しますけどね。



↑↑ 南北に長い日本!実は色んな言語があっても当然なのでは?



ムサさんが理解できる現地語11言語はすごく似ている言語もあれば、まったく異なる言語も存在するのでしょう。
ここまで書いて思ったのは、K女史が我が家に滞在していたとき、


・ムサさんの母語
・K女史の母語
・英語
・日本語
・アラビア語(お祈りの詠唱)


我が家には3人しかいなかったにもかかわらず


5つの言語が存在していた、


ということです。


↑↑3人しかいないのに、言語は5つって…



しかも、この5言語を多少なりとも理解できたのは


ムサさん一人


というのもなんとも面白い状況でした。