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K女史と花灯路というイベントで東山を散歩しました。
日本で初めてのものを食べて、初めて「神様はたくさんいる」と知ったK女史にも私にもとても楽しい時間でした。

ところが、散歩の終わりにこそっとK女史がこんなことを言いました。

”あの、一つお願いがあるんだけど、映画に出てくるような日本式のお部屋で足を折って座って食事してみたいな。高いかな”

↑↑ 映画に出てくる日本式の部屋ってこれであってるかな？

要は

”座敷で正座して食事をしてみたい”

ということなんです。

そのとき考えたのは値段のことではありませんでした。

座敷で懐石料理となると正座をしたままは大変だし、
足がしびれたらどんなにおいしい料理が出てきても味がわからなくなっちゃいますよね。

それに特に、ムサさんもそうですが、K女史も

・生もの
・甘い味付けの料理

を食べません。

↑↑ 定番の甘い卵焼き、食事となると食べないですねぇ…

ということは、高級会席のようなものを体験しに行ったとしても、もしかしたら、

出された料理が食べられない

ということも考えられます。
そうすると、本人も楽しくないし、料理を提供したお店も楽しくないと思うんですよ。

どんな料理を食べるかどうかはおいておいても、

座敷で正座する

経験はしてもらいたいものです。
ということで、この件はその場で回答せず、しばし保留にしておきました。

↑↑ 足を折って座る、さて、できるかなぁ…