32/32 品性と知性を身に着けたい
32/32
私がK女史から学んだことの一つに、
学んだこと感じたことに対するモノの考え方、理解力、知性や品性によるもので、
人種や出身国、宗教とは全く関係ない
ということがあります。
K女史がいたく感激した17万円のコーヒーカップを例に挙げています。
17万円のコーヒーカップで優雅なひと時を楽しんでみたいですね。
しかも、そのコーヒーカップの裏には
・100年以上の企業の歴史
・明治時代に自主的に海外貿易に乗り出してNYに会社を設立した
・顧客ニーズにあわせた製品を開発して、日本の名を世界にとどろかせた
・超有名企業を大正時代に分社化した
・カーネギー財団の1年前に社会貢献の団体を設立し、女子教育に貢献した
・太平洋戦争前にすでに世界中に洋食器を輸出していた
・洋食器の輸出が禁止されても培った技術を軍需産業に転用することで、軍から指定工場に認められ戦争をのりきった
・戦後まもなく閉店したNYの会社を再開させ、多くのアメリカ人元従業員が戻ってきた
・技術やアイデアは自動車から歯科技術に食品といったあらゆる産業に提供されて日本だけでなく世界を支えている
という事実が隠れているんです。
ざっくりと書きましたが、凄すぎません!?
日本の企業って黎明期は挑戦的で攻めているんですね…
しかも、今も営業を続けている…と…
K女史の姿を見て、
モノを正当に評価できる考え方、理解力、知性や品性を身につけたい
と思うのですよ!!
そのためには、ノリタケを一つ日常使いで手元に置いておくべきですかねえ。


このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。