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ムサさんが日本の墓に興味津々なので、いたずら心で

身内の骨の写真を撮る

ことに匹敵するような体験をさせてやろうと思ったのです。

私もほぼ初めての経験ですが納骨のときって、いろんなものを墓地に持っていくんですよね。

・お骨
・位牌
・遺影
・線香
・お供え用のお食事
・団子

アル中祖父の場合は、ウィスキーの小瓶2個も持っていきましたが、これらすべて一人では持ちきれません。
新しい墓地で整備されていれば台車が使えるだろうけど、実家の墓地は迷路のようになっていて足元も悪いので台車は使えず、お墓まで手分けして持っていかなければいけません。

墓地の入り口で、ムサさんと親戚の男性が日本の墓について色々話し合っていました。
初めてのことで興味津々なのは分かりますけど、手伝ってもらってさっさと済ませたいんですよ。
妹も含めあれこれ指示を出すことになってしまいました。
母、妹、自分は位牌やお団子、水を持ってもらったり、迷路のような墓の道案内をしてもらう一方で、

「はい、ムサさん、おじいちゃん持って」

といって、ムサさんには祖父のお骨を持ってもらいました。
当然、骨壺と箱に入った状態ですけど、さすがのムサさんもこれにはビックリしたようで、

「え？おじいちゃん？おじいちゃんのボーン（骨）・・・Oh, No!!! ミナミ・・・」

と言ってお骨を抱えて、言葉を失っていました。
腰が抜けそうなくらいビックリしたけど、内心は嫌ではないと思っています。

↑↑ おじいちゃんを持たされて腰が抜けるくらいビビっていました　笑