国際結婚はキラキラだけじゃない!山あり!谷あり!闇もある!?

ガーナ人イスラム教徒と国際結婚して日本で、多様性と異文化、多様な価値観に揉まれながら生きる非イスラム教徒の日本人妻のブログ

「日本の警察って親切だよね」



1か月ほど前、ムサさんが車の事故に巻き込まれました。
ムサさんは無事です、ピンピンしてます、かすり傷一つありません。


朝、社用車で現場に向かった途中の出来事だったそうです。
ムサさんが優先道路を走っていて、相手方が一時停止のある道路だったにもかかわらず、一時停止なしで進入し、ムサさんの運転していた社有車にこすった、という事故だったそうです。




運転手はムサさんで、同乗者にガーナ人が一人、この人は日本語が話せません。


事故を起こした相手は、逃げはしなかったものの、車外には出てこず、ムサさんが呼びに行って始めて、


事故った相手が外国人


だとわかり、「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい・・・」と涙目だったそうです。


ムサさんは背が高くて、パッと見いかつい黒人男性ですから、ビビってしまったのかもしれません。
で、その黒人男性が、


「はやく警察に電話してよぉ!車の保険証もだして!」


と日本語で催促してきたいうのですから、この事故を起こした人は半分パニックになっていたでしょうね。


事故を起こして謝った日本人は半泣きで警察に電話し、やってきた警察も


日本人と外国人の事故


ということで、ビビっていたと。





ところが、ムサさんがスムーズに日本語で警察の質問に答えるので、しかも、事故の状況も日本語でぺらぺら答え、その後の保険屋をいれた処理の話も通じるものだから、


非常に和やかに現場検証が終わった


そうです。
会社には事故の一報を入れ、ムサさんと同乗者はそのまま仕事をして、事故の処理は社有車なので会社の保険屋に任せることになりました。


帰宅後の電話の内容で私も事故のことを知ったんですが、


「日本の警察ってすっごい親切だよね。質問も『住所は?』『名前は?』って短いし、説明もして『わかる?』って聞くし、『日本語上手だね』ってニコニコだし、ビックリしたぁ」


っていうんですよ。


それは、多分ムサさんの日本語を警察も分かって、安心したからというのもあると思うのよね・・・


ちなみにムサさん、2年に1回もらい事故を経験しているので、対応がスムーズだったというのもあるかもしれません。